ユニットバスからの水漏れは、いつ自分の身に降りかかるか分からないトラブルの一つです。あの水道修理を漏水する排水口を交換すると川西でまさか我が家で、と思うかもしれませんが、設備である以上、経年劣化は避けられません。もしも浴室で水漏れを発見してしまったら、パニックにならず、まずは落ち着いて適切な対応をとることが大切です。焦って誤った行動をとると、被害を拡大させてしまったり、後々の修理に余計な費用がかかってしまったりする可能性もあります。 最初にすべきことは、それ以上の水漏れを防ぐための応急処置です。水栓やシャワーからの漏れであれば、浴室の止水栓や、家全体の元栓を閉めることで水の供給を止められます。排水口からの漏れの場合は、その箇所への排水を避け、周辺に漏れた水をタオルなどで拭き取り、これ以上広がらないように囲いを作るなどの対応が考えられます。ただし、これはあくまで一時的な措置であり、根本的な修理ではありません。応急処置を終えたら、早めに専門家へ相談することが必要不可欠です。 誰に相談すべきかは、お住まいの状況によって異なります。賃貸住宅の場合は、まずは建物を管理している管理会社や大家さんに連絡するのが一般的です。自己判断で修理業者に依頼する前に、必ず管理規約等を確認しましょう。指定の業者がある場合や、修理費用の負担について取り決めがあることが多いです。持ち家の場合は、建設を依頼したハウスメーカーや工務店、または水漏れ修理を専門に行っている業者に相談することになります。信頼できる業者を選ぶためには、複数の業者から見積もりを取り、修理内容や費用について丁寧に説明を受けることが重要です。実績や口コミなども参考にすると良いでしょう。 水漏れの修理にかかる費用は、原因や被害の範囲によって大きく変動します。軽微なパッキン交換だけで済む場合もあれば、壁や床を開けて配管を修理・交換するなど、大掛かりな工事が必要になることもあります。思わぬ高額な請求に慌てないためにも、必ず事前に見積もりを取り、作業内容と費用の内訳を確認しましょう。また、火災保険(住宅総合保険)に加入している場合、水漏れによる建物や家財の損害が補償されることがあります。被害が広がってしまう前に、加入している保険会社に連絡して、補償の対象となるか確認することをお勧めします。 水漏れを起こさないための日頃の手入れや予防も大切です。浴室を使用した後はしっかり換気をして湿度を下げ、カビの発生を防ぎましょう。排水口は定期的に掃除し、髪の毛や石鹸カスを取り除くことで、詰まりによる逆流や水漏れのリスクを減らせます。また、浴槽と壁の境目や壁パネルの継ぎ目にあるコーキング材にひび割れや剥がれがないか、シャワーホースや水栓の付け根から水が滲んでいないかなど、定期的に目視でチェックすることも有効です。小さな異変に早期に気づくことが、大きなトラブルを防ぐ最良の対策となるのです。